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顕微鏡で診断する水虫

顕微鏡

水虫の治療について、足を見せるだけですぐに症状がわかるだろうなどと考えている人もいるのではないでしょうか。

実際のところ、水虫の診断はそんなに簡単なものではありません。

カセイカリ検鏡法

皮膚の検査をして、実際に皮膚が白癬菌に感染しているのかどうかを調べることになります。

この方法を《カセイカリ検鏡法》というそうです。

方法は簡単で、患部の皮膚を少しだけ剥がして顕微鏡でチェックするだけです。

管理人

患部を剥がすなんて聞くといかにも痛そうですが、今にも剥がれそうな皮膚を選んでピンセットなどでとるような検査です。

痛みを感じることはほぼないでしょう。

しかし小水疱性足白癬のように、水疱が出来ている場合には皮膚を採取するのは難しいのではないかという考える人もいるかもしれません。

このような時には、皮膚のごくごく一部を切り取ることもあります。

ですが、ほんの少しですのでこちらも耐えられないほど痛いものではないそうです。

カセイカリ顕鏡法

患部から剥いだ皮膚は、顕微鏡で白癬菌がいるかを調べます。

ここで皮膚のかけらを、検査名にもなっている《カセイカリ》という物質に浸します。

液状のこの物質に皮膚を浸しておくと、だんだんと皮膚が溶けていきます。

それを顕微鏡で見て、白癬菌が発見されたら水虫だとはっきりします。

顕微鏡を通してカビの菌糸や胞子が見えるので、医師にとっては判別が難しくない病気です。

このカセイカリ検鏡法は、患者が痛みもないうえ、すぐに足白癬かどうかわかるので重宝されている検査法だそうです。

カセイカリ検鏡法でも難しいケース

ですが、医者にとっても少し難しいと思うケースもあるそうです。

それは、足全体に症状が広がっており、皮膚も角質化しているような症状です。

このような場合には、皮膚を剥がしたり削り取ったりする場所によっては、水虫に感染しているにも関わらず白癬菌が検出されない可能性もあります。

管理人

たとえば足の指の間が水虫になっている場合、湿気と白癬菌によるダメージで白くフニャフニャになった皮膚からは、白癬菌が検出されないこともあったようです。

角化型足白癬のように角質化が進んだ皮膚では、はがれかかった皮膚には白癬菌が見つかりにくいこともあるようです。

足の裏全体が水虫になっている患者など、一部分で判断がつかない場合は、さまざまな部位から皮膚をとるという方法で対策をとります。

ここで注意が必要なのが、患部が膿んでしまっているようなケースです。

水疱の中に黄色く膿がたまっていることがはっきりわかるような場合には、白癬菌ではない病気に感染している可能性が高くなるそうです。

そうなると、このカセイカリ検鏡法以外の検査も行う必要が出てきますので、症状が出たら早めに治療を受けましょう。


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