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白癬菌が好む環境とは?

水虫の足

水虫の原因となる白癬菌が繁殖しやすい環境とはどのようなものなのでしょうか?

白癬菌に限らず、カビは温度と湿気が高い環境を好むことで知られています。

一般的には白癬菌の中でも好人性菌に関しては、

  • 温度は、20℃から40℃の間
  • 湿度は、60パーセントから80パーセントの間

この条件が、繁殖に適した環境だといわれています。

梅雨の時期に水虫になりやすいという説が本当だということが、よく分かるのではないでしょうか?

白癬菌が足に繁殖しやすい、水虫が起こりやすいのも、この高温多湿を好む性質からくるものです。

靴や靴下を履いたまま長時間過ごすと、足が汗をかいて蒸れる、この条件こそが白癬菌が過ごしやすい環境といえるのです。

白癬菌のエサとは?

白癬菌は、人間の皮膚を形成しているケラチンを主な栄養分にしています。

そのため、同じようにケラチンから出来ている爪や体毛も白癬菌の餌食になる可能性があります。

管理人

汗をかきやすく蒸れやすい足は白癬菌が繁殖しやすい環境下にあるとはいえ、人間の全身は皮膚で覆われています。

なぜ、足の皮膚がとりわけ白癬菌に好まれるのでしょうか?

これは、足の皮膚そのものに関係していることなのだそうです。

足の皮膚は人の体重を支え、高温多湿の環境に耐えうるだけの皮膚でなければなりません。

そこで他の部位の皮膚より、足の裏の角層や皮膚は自然と厚くなります。

さらに、

  • 白癬菌が感染しにくくなる皮脂を分泌していない
  • 侵入を防ぐ体毛がない

このような条件がそろった足の裏の角層は、白癬菌にとっては何よりもご馳走になります。

水虫の症状を重くする「別の病気」

水虫は他の病気と同様に、宿主となる人間が既に別の病気を患っていたり不健康な状況にあったりすれば、その進行は早くなります。また症状が重くなることがあります。

これは白癬菌への抵抗力が低くなり、より繁殖しやすい環境になってしまうからです。

現在の研究では、水虫が悪化する・治癒しにくくなる条件の1つとして、肥満や糖尿病を併発しているということがあります。

成人病などに既にかかった経験がある、現在治療中だという人は、水虫になってしまうとなかなか治りにくい傾向にあるのです。

水虫の苦手としている環境

白癬菌は高温多湿を好むといわれていますが、それだけあって《寒さ》《乾燥》を苦手としているようです。

そのため、秋や冬といった乾燥しやすく寒い時期は白癬菌の活動が鈍くなります。

ですが、寒い環境や乾燥した空気が白癬菌に効果的とはいえ、死滅に追い込むのは難しいそうです。

一部の白癬菌は温度の低下と空気の乾燥により死ぬこともありますが、殆どが人間の皮膚の中に潜り込んで、温かい季節がくるまで潜伏するそうです。

秋や冬になると症状が落ち着くことがあっても、決して治ったという訳ではありません。

また春がきて温かくなれば、水虫の症状は再発すると思ってください。

環境の変化によっては乾燥時期でも水虫は活動する

最近では、冬になっても活発に活動する水虫も多いようです。

これは私たちの生活環境が快適になり、冬になってもストーブやエアコン、加湿器で温かく過ごしやすい環境を保つことができるようになったからです。

人間にとって活動しやすい環境は、実は水虫の繁殖にも適した環境です。

床暖房で暖められた敷物やマットレス、冬には欠かせないこたつ、暖房が効いたあたたかな部屋は、水虫が育つのに優れた条件です。

そしてこれ以外にも、体内から温めて、水虫を活発化させてしまうものがあります。

それはアルコールです。

お酒を飲むことで血流がよくなり、体がポカポカと温まることによって、水虫が活発になりやすい環境が整います。

水虫の患者の中には、アルコールを摂取してしばらくしたら足が痒くなったという人もいるかと思います。

これは足の裏の血流がよくなったことで、水虫が刺激されてしまったからといっても過言ではありません。

管理人

このことから、アルコールを控えるように指導される水虫患者もいるようです。