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白癬菌の種類と特徴

水虫の足たち

カビは、必ずしも人間に対して悪影響があるものではありません。

納豆を作っている納豆菌、味噌を作り出すもとになっている麹菌、パンなどを膨らませる役割を持った酵母菌、そしてなんとキノコもカビの生物群に入るそうです。

水虫の原因とされているカビ『白癬菌』は

カビの種類は数えきれない

食物に含まれるように、人間の食生活に貢献してくれているカビがあったり、梅雨の季節に水周りに生えたり、食品を腐らせたりする青カビ・赤カビ・黒カビなど、全てをひっくるめて、自然界に存在するカビはおよそ数万種類あるといわれています。

これらカビのことを、専門家たちは《真菌》と呼んでいます。

管理人

ちなみに、真菌から病気に感染してしまうケースは少なくありません。

カンジダというカビが原因で起こる「カンジダ症」もその一種です。

その中で水虫患者を苦しめるカビは『白癬菌』。

実は、白癬菌は1種類のカビのことではありません。なんと白癬菌だけでも10種類以上あるといわれています。

白癬菌の区別は、

  • 寄生する宿主が、人間か?それとも動物か?
  • 寄生したらどこに生息するのか?
  • どのような症状を引き起こすのか?
このような事柄で分けることができます。

人間に寄生する白癬菌を《好人性菌》ペットや家畜に寄生する白癬菌を《好獣性菌》と呼びます。

ペットを飼っている人や、畜産業に関わっている人は、好獣性菌に寄生されて水虫になることがあります。

そして、あまりなじみがありませんが土中に生息する白癬菌、これを《好土性菌》と呼びます。

土いじりやガーデニングが好きな人は、好土性菌にかかる可能性があります。

管理人

たむしと呼ばれる体部白癬は、ペットや家畜を介する《好獣性菌》、土を介する《好土性菌》から起こることもあるそうです。

足白癬を起こす原因になっているという好人性菌について、もう少し詳しく知っておきたいところです。

水虫を起こす原因となっている好人性菌はおおまかに2種類あるといわれており、このどちらかが体に寄生していることから起きています。

それが《紅色菌》と《趾間菌》

紅色菌に感染すると、足だけでなく体や陰部・股間などが被害に合いやすいようです。

管理人

紅色菌は、特別な環境で生まれる菌ではなく、人間の周りに常在している常在菌です。

趾間菌は指の間の皮膚に感染しやすく、肌が痒くなってしまったり、赤く肌がただれてしまうなどの症状が出ることもあります。

環境の変化に合わせて白癬菌も変わる

本来、好人性菌以外の白癬菌は、人間の体に寄生することはないといわれてきました。

しかし、人間が生活範囲を広げたり、生活スタイルを変えたりして進化してきたこと、人間を取り巻く環境も変わったこと、これらが原因となり、白癬菌も変
化してきました。

そこで、元は人間に宿ることがなかった他の白癬菌も、人間に悪さをするようになったのです。