根気強く水虫を治そう
水虫を退治するには根気が必要です。
かゆみやじゅくじゅくした部分が綺麗になっても、白癬菌は足に生き残っているのですから―――。
足が綺麗になっても治療は継続
白癬菌を撃退するには毎日の治療と、足が綺麗になっても1ヶ月以上は治療を続けることが必要といわれてます。
足が綺麗に見えるだけで、カサカサ水虫が隠れています。
油断せずに引き続き治療に専念しましょう。
爪水虫は時間がかかります。半年から1年は治療が必要といわれています。
こんなにも、というほどの長期間治療を続ければ、白癬菌ともさよならできるでしょう。
「足の奥にいたら、誰にも気づかないだろう。足の中でしばらく休んで、またあの活躍できる季節までここに居続けよう。」
乾燥した秋冬に症状が出てこなくなったら、水虫はこんな風に思っているかもしれません。
ですので、時間をかけて治療をすることが大切なのです。
通院が完治への近道
完治するには、病院で治療するのが最も効果的です。ですが…
- 水虫程度で病院には行きたくない
- 診てもらう時間がない
- 時間が掛かるから治療費が払えなくなるのでは…
このように、何らかの理由で通院が踏み切れない水虫保有者には、市販薬があります。
市販薬でも効果的に水虫を治していくことは可能です。
ですが、それにも根気強さが必要。ジュクジュク・かゆみが消えてから最低1ヶ月は治療が必要です。
また、市販薬でもなかなか効果の出ないときに、サポート的な役割として民間療法を試してみても良いでしょう。
予防策が重要
水虫はちょっとした油断から入り込んでくるだけでなく、さまざまな場所に潜んでいるため、いつ感染してもおかしくない病気。
しかし、そんな水虫にも実は様々な予防策が存在します。
例えば水虫菌を繁殖させないためには通気性を確保するのが1番良いといわれています。
水虫はカビの一種であるので、湿度の高い場所で繁殖活動を行うことが多いです。
湿度の高い環境をつくらなければ水虫菌が発生することは無いということがいえます。
毎日換気を行い部屋に新鮮な空気を取り入れれば水虫菌は自ずと消えていくはずです。
外出するときの予防
外出する時はなるべく同じ靴を長時間履かないようにしましょう。また、靴と同様に同じ靴下を履き続けることもあまり良いことではありません。


サラリーマンに水虫患者が多いのは同じ靴を長い時間使用して仕事を行なっているためです。
時間の隙を見つけて脱いだり、毎日同じ靴を履かない靴下を履き替えるなど、足への負担を少しでも和らげることが大切です。
また、サンダルや下駄などの通気性のある靴を使用するのも効果的であります。
靴下も外部の空気を遮断してしまう衣類です。水虫菌のありそうな場所を通る時以外はなるべく裸足で過ごすようにしましょう。
予防を心掛ければ感染することはない、実は水虫というのはそれほど怖い病気ではない
このようなことが分かります。